たべくら農園の栽培方法


  • 野菜は旬がおいしい

  • 菜花  旬の時期に野菜を育てます。

     旬とはその野菜が一番美味しい時期であると同時に、一番その野菜が無理なく育つ時期です。  農薬を使わなくても、自然の流れに従えば虫や病気に負けない健康的な野菜が育ちます。

     旬の野菜はその季節の自分の身体に合ったもので、栄養的にも良いものばかり。 そんな野菜たちは育てるのも食べるのも本当に楽しいものです。

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  • シンプルな農業

  • ぼかし肥  たべくら農園では農薬も化学肥料も一切使用しません。もちろん有機JAS認証で使用が認められている農薬も使っていません。
    使っているのは、自家製の「ぼかし肥料」と地元四賀で作られる「発酵鶏糞」。

     「ぼかし」とは植物が分解しやすい形に発酵させた肥料のことです。 たべくら自家製ぼかしは、米ヌカとモミガラと、自然のエネルギーたっぷりの土着微生物のみで出来ています。 微生物も遠くから運ばれてきた市販の単一な菌などではなく、その土地に古くからいる、 例えば家の裏山にいるような身近な菌(放線菌、糸状菌、納豆菌など多種多様)を培養して使っています。 ぼかしはまさに日本の発酵文化。古くから行われているしょうゆや味噌の醸造と同じ原理です。

     出来上がったぼかし肥は微生物そのもの。生きた肥料です。

     また、発酵鶏糞は地元の養鶏場で廃棄物とされてしまうるニワトリの糞と、きのこの菌床などを混ぜてしっかり発酵させた良質な肥料です。 そして鶏糞は肥料であると同時に、ぼかし(微生物)の食べ物でもあります。 鶏糞とぼかし肥を一緒に畑に撒くことで、土壌微生物が倍々に増え、ふかふかとした植物が育ちやすい土を作ってくれるのです。

     有機栽培をするために常に考えていることは、まずはどうしたら健康な土が育てられるか。 土が健康になれば、野菜たちも自然に健康に育ちます。 多種多様な微生物や虫たちが、人の手ではかなわない絶妙なバランスを保った豊かな土を育ててくれるのです。

     地元の資源を使うことで、地域循環できる農業、たくさんの菌類、虫や動物と共存できる持続可能な農業を心掛けています。

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  • 種を播いて苗を育てる

  • プラグトレイ  野菜作りでとても重要なのは、健康で生命力の強い丈夫な苗を育てること。 どんなによい畑でも、苗が健康でなければ美味しい野菜は育ちません。

     根菜類以外のほとんどの野菜はプラグトレイと呼ばれる小分けになったトレイに種を播き、 育苗専門のビニールハウスの中で育てます。外気温が氷点下10℃の時期から真夏の30℃超の頃まで続く育苗は、温度管理も慎重に。

     毎日の水やりはあげ過ぎず、乾かしすぎず。甘やかし過ぎると根が伸びない軟弱苗になってしまうし、厳しすぎても枯れてしまいます。 その見極めは毎日の観察から学んで精進するのみ。毎日が勉強です。

     苗作りに使う土も手作り。ほとんどの農家では、育苗用の土は既製品を買っています。 しかし実際の畑の土や微生物の住む環境で育てられた苗とそうでない苗とでは、畑に植えた後の生育に大きな差が出ます。 自らの畑の土をベースにして、土着菌たっぷりの自家製育苗土を、毎年冬に仕込んでいます。

     三つ子の魂百まで。小さい頃の癖は、畑に植えられてからも続きます。 いかに根の張りがよく元気な苗を育てるかがとても大切なのです。

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  • 有機栽培は自然との知恵比べ

  • レタスとトンネル  農薬を使わずに、いかに虫を寄せ付けず、病気に負けない野菜を育てるか、それが有機農家の腕の見せ所です。

      自然の中にはありとあらゆる菌類や虫や動物たちが住んでいます。彼らも生きるために食べることに必死です。 美味しいもの、好きなものがあれば、それを食べようとするのは人間も同じこと。 そこに植えた野菜が好みのものだったら、それは食べたくなるのもわかります。

     でも農家としてはそれでは困るので、ネットトンネルで覆ったり、電気柵で囲んだり、苗を丈夫に育てたり、 なるべく食べられないように様々な工夫を凝らします。 虫や菌が好む天候や季節を避けて栽培したりもします。

     生き物だけではありません。雨や強い日差し、高温や低温も、野菜の生育に大きな影響を与えます。

     それぞれの現象に、その時々、臨機応変に対処していくのが有機農業です。 年々変わっていく地球環境の中で、これからも作物を栽培していくためには、 地味にコツコツと自然と向き合う有機農業こそ解決策を見出すことができると思っています。 一筋縄ではいきませんが、これからも地道に、精進あるのみです。

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  • そして自然の力に大いに助けられる

  • 四賀の夕日  広い農地もあまりないここ四賀で、多品目の野菜を出来るだけ効率良く作るためには、自然の力を借りることが非常に重要です。

     日光ほど頼れる熱源はないし、雨ほど頼りになる水なんて他にはありません。 毎日の作業を考え空模様を見てみては、太陽を待ちわびたり雨を待ちわびることも。 近年の極端な天気は思いもよらぬ自然災害を引き起こし、農家は右往左往させられていますが、それも自然の流れ。 結局は自然に合わせて農業を営んでいくのが、一番理にかなった方法だと感じます。

     私たちは今までもこれからも全ての農作物において農薬や化学肥料を使用することは一切ありません。
     それはシンプルな農業が好きだから。可能な限り手作りしたり、身の回りにあるものを使ったり、工夫をすることで、 限りあるものにできるだけ依存しない農業を心掛けています。 身軽で身の丈に合ったシンプルな農業は、何があっても負けない強さを持っていると信じています。 これからも農業をずーっと続けていきたいから、地球環境にとっても自分たちにとっても持続可能でありたい。

     自然の営みになるべく逆らわず、助けられながら、これからも力強く健康でおいしい野菜を育てていきたいです。

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  • 開園当初からの記録はたべくらblog(更新休止中)でご覧いただけます。





  • 特別栽培農産物の表記について


  • 有機栽培ですが有機JASではありません

  • 特別栽培農産物  たべくら農園では農薬も化学肥料も一切使わずに有機栽培で野菜を育てています。 ただし、有機JAS認証は取得していないため、農産物に「有機」「オーガニック」と表記することはできません。
    その代わりに農林水産省のガイドラインに従い、農薬不使用の特別栽培農産物の表記を行っております。

     「有機JAS認証」とは2001年より農林水産省が定めた有機農産物の基準です。
     認証を取得するためには、毎年の現地検査が義務付けられており、それに伴い多額の検査費用を農家が負担することになります。 また各品目ごとに膨大な量の書類の提出が求められ、私たちのような他品目栽培の農家にとっては負担が大きすぎるのが現状です。
    そして有機JASには使用を認められている農薬もあり、農薬不使用とは言い難いのが現状です。

     有機JAS認証にしばられて、野菜の値段を上げたり質を落とすことになるよりは、ホームページやSNS等でありのままの姿を公開し 皆様の目で判断していただくのが一番明快だと、たべくら農園は考えます。

     スーパーなど私たちのことを知らない不特定多数の方が購入される場においては、農薬や化学肥料を使用していないことを 明示するため「特別栽培農産物」と明記したオレンジ色のシールを貼って販売しています。 これは、農薬と化学肥料の使用量、責任者等を明記し、農薬・化学肥料不使用であることを客観的に証明できるひとつの方法と考えています。

     特別栽培農産物は「栽培期間中不使用」という紛らわしい表現をせざるを得ないためにそのような表記をしておりますが、実際には 栽培期間外においても一切農薬・化学肥料は使用しておりません。

    ただし、ほとんどの作物で購入した種子を使用しているため、種子の段階で農薬が塗布された種を使用している作物もあります。 そのため「節減対象農薬は使用していない」という表現となっておりますので、その点はご留意ください。


    農林水産省新ガイドラインによる表示

    特別栽培農産物
    節減対象農薬 栽培期間中不使用
    化学肥料(窒素成分) 栽培期間中不使用
    栽培責任者 古家 豊和
    住所 長野県松本市中川1861
    連絡先 0263-87-4560
    確認責任者 まごころ・ふれあい農園 久保田清隆
    住所 長野県長野市中条御山里8338
    連絡先 026-268-3564
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